三浦半島へショートツーリング

三浦半島のおすすめツーリングルート

風光明媚、東西を海に面した三浦半島は、都心からもほど近いうえに南国ムードや異国ムードを味わうことができる絶好のツーリングスポットです。
そんな三浦半島のツーリングでは、「東から西へと南回りに移動する」が鉄則だと思います。
早朝とまでは行かなくても、早い時間帯からスタートさせることで東に太陽が昇っていくのを見ながら心地よい走行を楽しむことができますし、後半は西に太陽が沈んでいく景色を楽しみながら帰路につくことができます。
しかも立ち寄るスポットは半島の東側の方が多く、西側は走りながら絶景を楽しむ場所が多いという理由から東から南回りのルートが適しているのです。

また、三浦半島のツーリングのハイライトはちょうど中間、半島の南端部にあるため、途中で飽きることなく楽しむことができます。
伊豆半島や房総半島と比較してそれほど広くないので日帰りツーリングにもピッタリで、適度な疲労を味わいつつ1日たっぷりと楽しむことができるでしょう。

三浦半島ツーリングの見どころ

まず三浦半島ツーリングの出発点とも言えるのが横須賀です。
アメリカ軍の基地があることでも知られるこのエリアでは、海に護衛艦などが停泊しているのを見ることができるうえ、地元の人たちの憩い地にして観光スポットのヴェルニー公園もあります。
美しい洋風庭園から海を眺めながらツーリングをスタートさせましょう。

海岸沿いを南東方面へと進んでいくと県立観音崎灯台に到着します。
灯台からの眺めは絶景、公園も整備されているのでちょっとした休憩スポットとしてもピッタリです。
さらに南に進んで半島の南端近くに入ると、南国ムードが強くなってきます。
東南端の近くには天然の干潟である江奈湾があり、多様な生き物を見ることができるのでちょっと立ち寄ってみるとよいでしょう。

そして三浦半島ツーリングの中間点にしてハイライトのひとつ、半島南端にあるのが城ヶ島灯台と馬の背洞門です。
南に向かって開けた大海原、海岸線沿いにはこの馬の背洞門をはじめとした奇岩があり、バイクから降りて探索してみるのも楽しいですし、ぜっこうの撮影スポットにもなるでしょう。

ここからは北へと進路を取って半島の西側を北上していきます。
相模湾はもちろんのこと、海の向こうに江の島を眺めることもできる景色を楽しみながらバイクを走らせていきましょう。
しばらく進むと立石海岸に到着しますが、巨岩が海上に突き出るような立っている不思議な光景は江戸時代から風光明媚の地として知られており、現在でもほとんど変わらぬ景色を楽しめます。

ここまで来たらもうゴールは間近ですので、海の向こうに日が沈む様子を眺めながら最後の余韻を楽しみましょう。
このように見どころ多数で、開放感あふれる南国ムードの中でバイクを楽しめるのが三浦半島ツーリングの醍醐味です。