マフラー交換はカスタムの基本
マフラーのカスタムで最もベーシックなのは、先端部分のサイレンサーを交換する「スリップオン」です。
サイレンサーを変えることでバイクの性能そのものに大きな変化はないものの、外見の印象や排気音などは大きく変わります。
コストもそれほど高くないので、気軽にカスタムしたい人にはおすすめです。
2つ目のカスタムは「フルエキゾースト」です。
これはマフラーそのものを交換するカスタム手法で、マフラーを軽量化したいならカーボン素材、耐久性を高めたいならチタンやステンレス素材というように選択肢が多いという魅力があります。
もちろん、色や形に関してもいろいろなカスタムを楽しむことができるでしょう。
ただし、費用はスリップオンと比較してかなり高くなります。
純正のマフラーを交換することで排気音が大きくなってしまい、車検が通らなくなってしまうのではないかと心配するライダーもいることでしょう。
とはいえ、購入する商品に「JMCA」の認定が入っていれば基本的には問題ありません。
ただし、純正品にはないパーツが取り付けに必要となることがあるので、自分でカスタムをする際には必ず確認してから作業に取り掛かりましょう。
ハンドル周りでおすすめのカスタムは
ハンドル回りで強化パーツとしておすすめのカスタムは「ブレースバー」です。
このバーを取り付けることで、ハンドルの安定感が増すので操作がしやすくなるというメリットがあります。
また、転倒してしまった時にこのバーがあることでハンドルや車体が歪みにくくなるというのも利点です。
ブレースバーはカラーバリエーションや素材が豊富で、取り付けがとても簡単なので、カスタム初心者にはおすすめのアイテムということができるでしょう。
「スマートフォンホルダー」も、ハンドル回りのおすすめアイテムです。
最近では、地図アプリを使ってカーナビ代わりにスマートフォンを活用する人が増えています。
ハンドル回りに便利なホルダーがあれば、いちいちバイクを停めてポケットやバッグからスマートフォンを取り出すという手間が不要になります。
イヤホンとBluetoothで接続すれば、音楽を聴きながら運転を楽しむこともできるでしょう。
とはいえ、スマートフォンをカーナビ代わりに使用していると困るのがバッテリー切れです。
そんな時は、「バイク用USBポート」を取り付けて機能を拡張しましょう。
こうすることで、バッテリー切れを心配することなく長時間のツーリングが楽しめます。
このポートはブレーキ用のスイッチと接続するだけで簡単に取り付けられて、ほとんど嵩張りません。
そのため、便利なカスタムアイテムとして人気が高まっています。