神奈川県は道の駅が少ない?
車での移動はもちろん、バイクのツーリンクにおいても重要な拠点となるのが道の駅ですが、じつは神奈川県内には道の駅は4つしかありません。
全国的に見ると決して多い状況ではなく、ツーリング好きが好きなバイク乗りとしてはちょっと物足りない面もあります。
神奈川県は道の駅以外にも休憩や買い物、情報収集のスポットが多数あるのでそれほど不便な思いはしないかもしれませんが、数が少ないだけにこれら貴重な道の駅近くを通る時にはぜひとも利用したいところです。
また、道の駅の場所を確認したうえでツーリングルートを決めるのもよいかもしれません。
なお、神奈川県でも道の駅の数が少ないのを気にしているらしく、現在茅ヶ崎や綾瀬などで整備の計画が進んでいるほか、後述するように新たにオープンが決まっている道の駅もあります。
神奈川の道の駅を紹介!
そんな神奈川の道の駅のひとつめは「道の駅山北」です。
西丹沢、足柄上郡にある道の駅で、非常に緑豊かな環境に囲まれたスポット、ツーリング途中の休憩スポットにもピッタリなほか、周辺にはオートキャンプ場などもあるのでこの地を目的にバイクで訪れる人も少なくありません。
ただし規模はそれほど大きくなく、軽食ができる店舗とトイレ、観光案内、土産物ショップがある程度です。
それから愛甲郡にある「道の駅清川」は、山北の反対側、東丹沢の入口に位置している道の駅で、ちょっと神奈川県の都会エリアと緑豊かなエリアの中間に位置しているのが特徴です。
ここには飲食店がないので注意が必要ですが、清川恵水ポークをはじめとした特産品が売られているショップや無料Wi-Fiスポットが用意されています。
3つ目は「道の駅足柄・金太郎のふるさと」で、金太郎伝説でおなじみの足柄峠のエリア、南足柄市にある道の駅です。
ハイキング・登山客が多く利用する道の駅でもあり、軽食エリアのほか無料Wi-Fi、土産物ショップ、観光案内などさまざまな施設が充実しています。
そして4つ目が「道の駅箱根峠」です。
全国的に知られる観光スポット、箱根エリアにある道の駅で、ここから芦ノ湖や富士山まで一望することができる絶好の場所に立地しています。
神奈川県内の道の駅でもとくに利用者が多い場所にもなっていて、軽食エリアのほか土産物ショップ、観光案内、EV充電施設などが用意されています。
芦ノ湖のすぐ南、箱根観光の拠点としても優れているだけでなく、湯河原からのアクセスにも恵まれているなど使い勝手のよい点も魅力です。
さらに2025年には、湘南エリアに新たな道の駅がオープンすることが予定されています。
もともと2022年オープンの予定だったのを新型コロナ流行の影響で延期されたもので、湘南エリア、そして海沿いのエリアにおける初の道の駅として期待が集まっている状況です。