隣のバイクをチラ見してしまう
バイクあるあるはいろいろとありますが、多くのライダーが共感するのが隣のバイクをチラ見してしまうというものです。
運転していて信号待ちしているときにバイクが来たとします。
するとどうしてもチラ見してしまうというライダーは多いはずです。
じっくり見るわけでもない、完全無視するわけでもない、そんな微妙な認識をしたことはありませんか?
もちろん個人差があるでしょう。
しかしライダーの多くには共通認識があるので、同じような行動をしてしまうのかもしれません。
高級車を意識する
信号待ちの時に隣に来たバイクをチラ見するのは、相手のバイクの価値をチェックしたいからではないでしょうか?
これは何もオートバイに限った話ではありません。
自動車に乗っているときでも、隣に車線に来た車をチラ見するドライバーは少なくありません。
例えば隣に高級外車や有名なスポーツカーがくれば、どうしても目が行ってしまいます。
しかしじっくり見るという人は少ないでしょう。
ドライバーやライダーの中には「隣の車両を見たら負け」という認識があるからかもしれません。
バイクだけを見ているわけではない
チラ見をするときにバイクももちろん意識しているでしょう。
しかし車両そのものよりも乗っている人の方に意識の集中する傾向が見られます。
ライダーと一瞬の間で勝負をしているわけです。
「向こうの方がいいバイクに乗っている、けれどもライダーのレベルで負けているわけではない」という意識がライダーの中のどこかにあります。
もちろんオートバイ好きであれば、高級な車種に対する一種の憧れの感情はあるでしょう。
しかしそれよりも、そのオートバイとどれだけ一緒に走り続けたか、愛着を持っているかの方を重視している人が多いでしょう。
バイクの価値では負けていても、ライダーのレベルでは劣っていないことを確認するためにチラ見をしている人は少なくありません。
ある意味お金という既存の価値観に対する反骨精神が、ライダーにチラ見をさせていると言ってもいいでしょう。
周りのバイクを気にしないためには?
周りのバイクをチラ見したくない、高級車が来ても圧倒されたくないと思うのであれば、自分の愛車への愛着を思い起こしてみましょう。
どれだけ愛車とツーリングを楽しんできたか、洗車などメンテナンスを常日頃からしっかりしているかをイメージすることです。
もしカスタマイズしているのであれば、パーツにどれだけ時間をかけたか、高いパーツをつけているかを考えましょう。
愛車に強い思い入れがあれば、たとえ高級バイクが隣に来ても怖気づく必要はありません。
自分のバイクへの想いを意識すれば、周囲の状況が気にならなくなってくるはずです。