なぜかツーリングで漁港へ向かってしまう
ツーリングで走っていると、いつの間にか漁港へ着いていたという経験はありませんか?
あるいは漁港を目的に走らせるというライダーも多いでしょう。
ツーリングは景色や風を肌で感じることができますので、気持ちのいい海岸沿いを走っていたら漁港に着いていたという理由もあるかもしれません。
漁港には美味しい海鮮料理が食べられるお店や市場も多いので、それで漁港が好きという人ももちろんいるでしょう。
テレビや雑誌で取り上げられるバイクのツーリングの旅情報にも、漁村や漁港を紹介されることが多いです。
なぜにライダーは漁港を目指して走るのか?
ライダー仲間で評判の穴場漁港を目指し、漁港を目的地に設定して来るライダーが多いのには、実はライダー心理に基づく理由が存在しているのです。
ライダーたちが漁港に引き寄せられる理由
「海の男がカッコいいから?」それもあながち間違ってはいないでしょう。
その答えは、漁港には「ホンモノ」があるからだと考えます。
会社勤めの毎日では味わうことができない、大自然をワイルドかつリアルに体感できる場所、それがライダーにとって「漁港」なのです。
ライダーは荒々しい自然に挑む漁師たちの姿、男らしさもライダーと通じるものを感じています。
美味しい食事も理由の1つで、美食家でなくても新鮮でプリプリした魚の食感と味はホンモノだと感じることができます。
漁師めしなんて食べた日には、その美味しさとワイルドさに感動を覚えることでしょう。
人情味溢れる漁師町の雰囲気、昭和情緒溢れる食堂でいただく漁港でしか食べられない料理など、ホンモノ志向のライダーを惹きつけてやまないのです。
ガラス張りの夜景がキレイなお洒落なレストランよりも、荒々しい波しぶきの音を聞きながら食べる漁港の方が、知らず知らずのうちにライダーが求めているものと言えるでしょう。
ツーリングで好きな漁港巡り
日本は周りがすべて海に囲まれた島国なので、日本全国いたるところに漁港があります。
どこからスタートしても、海岸線をちょっと走れば漁港に行けてしまうので、ちょっとした日帰りツーリングにもおすすめです。
日本には3000もの漁港があるとも言われていますので、それぞれに異なる雰囲気やグルメを味わえます。
漁港には必ずお魚が美味しいと言われる食事処がありますので、獲れたばかりの新鮮な魚介類を安価で食べられるお店巡りにライダー仲間と行けば、旅の楽しみも倍増すること間違いなしです。
朝早くから営業しているお店も多いので、贅沢な朝ごはんを求めて遠方まで足を伸ばしてみるのも楽しいでしょう。
人気の漁港は駐車場も満車ということも多いですが、バイクなら気軽にいけますし、渋滞知らずで楽しめます。