小学校の跡地を活用した「道の駅三田貝分校」
岩手県下閉伊(しもへい)郡岩泉町にある「道の駅三田貝分校(みたかいぶんこう)」は、旧岩泉町立門小学校三田貝分校の跡地を利用して建てられた道の駅です。
盛岡市から車やバイクで1時間ほどで行ける距離にあり、近隣には標高916mの高山植物の宝庫として知られる早坂峠、冬はワカサギ釣りができる岩洞湖、幻想的な美しいドラゴンブルーの地底湖で有名な龍泉洞など、見どころいっぱいの観光地が盛りだくさんです。
特に日本三大鍾乳洞である龍泉洞を含む鍾乳洞群は見逃せない観光スポットであり、道の駅三田貝分校は観光やドライブ、ツーリングの休憩スポットとしても重宝されています。
当時の学校を思わせる造りの建物で、つい立ち寄りたくなる雰囲気が漂い、道路情報をはじめ観光情報発信地、地域振興の拠点として多くの人が訪れるおすすめスポットです。
山間の分校をイメージしたノスタルジックな道の駅
山間の分校イメージした道の駅三田貝分校では、売店を「購買部」、食堂を「給食室」、年中無休の営業日を「参観日」と呼びます。
なつかしいノスタルジックな雰囲気が漂い、遊び心がたっぷり詰まっているところが大きな魅力です。
購買部では地元の農畜産物や加工品、ぬくもりのある手作りの木工品などのおみやげが並び、軽食コーナーでは短角牛コロッケや黒豚メンチカツなどが販売されています。
道の駅三田貝分校名物「分校まんじゅう」や「きなこあげぱん」は、分校らしいホッとする温かい食べ物として子供から大人まで大人気です。
給食室では昭和の小学校を思い出させる実際に使われていた学校机が並び、まるでタイムスリップしたかのような世界観で食事を楽しめます。
おススメメニューは「三田貝分校の給食風セット」で、アルミのお皿を使い、実際の給食のように牛乳が付いてきます。
ほかにも素朴な美味しさがクセになる「分校ラーメン」や岩泉町に来たら食べておきたい「ホルモン鍋定食」、「きびだんご」など魅力あふれるオリジナルメニューが盛りだくさんです。
「道の駅三田貝分校」への行き方
道の駅三田貝分校の住所は岩手県下閉伊郡岩泉町門三田貝47-2、車やバイクのアクセスなら盛岡市内から約90分、宮古市内からなら約100分でアクセスできます。
公共機関を使って行く場合には、龍泉洞からJRバス東北盛岡行きで約50分です。
駐車場完備で大型バス8台、普通車は31台まで利用可能なので、車でのアクセスがおススメです。
駐車場の片隅には、標高465m、東経141度、北緯39度の精密日時計が設置されていますので、道の駅三田貝分校に立ち寄った際にぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。