ちょっと焦る瞬間あるある
ライダーならではのあるあるというのは結構ありますが、中でもちょっと焦ってしまうような体験をすることもあり、いつまでも記憶に残っているものです。
たとえば、しばらく乗っていなかったバイクに、いざ乗ろうと思ったらエンジンがかからないというケースです。
これは、特に冬の期間中寒くてツーリングにも行かないことが多いものですし、普段使いもあまりしなくなることから起こるものです。
ほとんどのケースでバッテリーが上がってしまっているのが原因ですが、バイクのエンジンを点けようとしても、うんともすんとも言わないと焦ってしまいます。
そして、たまにはエンジンをかけてあげないといけなかった、せめてバッテリーを外しておけば良かったと後悔するものです。
走行中に起こるバイクあるある
同じように焦ることと言えば、2速に入れたつもりで実はニュートラルに入っていた、というケースでしょう。
バイクは1速の次は2速になるのではなく、ニュートラルになって、それから2速に入ります。
そのため、普段車の運転が多いという人は、車の感覚で1速の次は2速と思ってしまって、ギアを一つ進め忘れてしまうのです。
頭の中の感覚ではしっかりと2速になっていますので、さらに加速すると思って、体を前のめりにします。
しかし、実際にはニュートラルですので、エンジンを空ぶかししてしまうだけで、加速しません。
すると、体が異常に前のめりになって、一瞬パニックになってしまうこともあります。
走行中の他のあるあると言えば、グループツーリングをしている時です。
グループの先頭になると、みんなの前にいるという緊張感や責任感で、なんとなく思考がストップする感覚にあることがあります。
すると、意味不明な動きをしてしまったり、無駄にモーションを入れてしまったりと、挙動不審になってしまうことがあるという人は少なくないはずです。
初乗りバイクの新鮮さは感動もの
ベテランライダーともなると、何台ものバイクに乗ってきた経験があります。
今までずっと大事にしてきたバイクを手放すというのは悲しいものですが、同時に新しいバイクを買って初めて乗る時の感覚は特別です。
またがった瞬間の何とも言えない感触や、初めてエンジンをかけた時の排気音、スロットルを開けた時の今までとは違う加速感など、一つ一つに感動するものです。
ちょっとした感覚の違いにびっくりして、心の中で「お~っ!」と叫んでいる自分に気づくのではないでしょうか。
そして、徐々にバイクに慣れてきて、その新鮮さは薄れていきますが、初めのころに抱いた感動というのはずっと忘れられないものです。
何年乗っても、新しいバイクに乗る時の気持ちというのは、新鮮で感動を与えるものなのです。